Uncategorized UCSカルチャーイベント2017 23 Oct 2017 10月22日超大型台風が日本列島を襲おうとしているこの日、予定通りUCSカルチャーイベントは行われました。この荒天の中、本当に催行されるのか?とのお問い合わせは数件ありましたが、予定していたほとんどの方がご参加いただいただけでなく、当日飛び入りでご参加いただいた方もあり、大変な盛り上がりでした。嵐の中おいでくださった皆様、ありがとうございました。 宇和島が大好きになって即アパートを借りてしまったアメリカ人ご夫妻のお話をお聞きするというイベントでしたが、UCSの生徒の皆さんはもちろん、ご参加の皆さま全員が真剣そのもの。プロジェクターで写真を見ながら講演を聞くことができたので英語の苦手な方もわかりやすかったのではないでしょうか。5歳児から上は70代???まで、たくさんの方においでいただきました。 先ずはMaureenさんのお話です。アルジェリア、フランス、カナダ、アメリカというインターナショナルな背景のルーツから始まり、看護師としての様々な国での経験はとても興味深いものでした。特に国境なき医師団のスタッフとしてコンゴ共和国で働いていた時のお話をもっと詳しく聞いてみたいと思った方は私だけではないと思います。また、ペルーでのボランティア活動など、そのバイタリティ溢れる人生に圧倒されました。そして、旅の終わりに選んだ場所が宇和島であったということは宇和島に住む私たちには何とも嬉しいですね。 そして次にSteveさんです。カリフォルニア出身のスティーブさんは若い頃はBeetleに乗ってビーチに行きサーフィンを楽しむ、まさにBeach Boysのような青年だったようですね。ヘリコプターパイロットになってからは、まさに世界中を回る仕事だったようで、見せていただいた世界各国の写真を皆さん食い入るように見ていました。写真だけ見ていると、なんかいい仕事だなあ、なんて思ってしまいますが想像よりも大変なお仕事のようで、一瞬の気のゆるみや判断の遅れが命取りになってしまうので仕事中の集中はすさまじいそうです。今回のイベントではお話になりませんでしたが、死ぬかもしれないというご経験もあったそうです。 そしてMaureenさんと共に宇和島に魅せられてここに日本での拠点を決めたわけですが、当然のように講演後の質問タイムでは、「どうして宇和島なんですか?」という質問がでました。その質問にMaureenさんの答えは次のようなものでした。「The end of the line(終着駅)に着いてみたら、美しい山があり美しい海があり、優しい人たちがいた。自分たちの旅から旅への人生もthe end of the lineとなり、ここかもしれない、という説明のできない気持ちがわいてきた」のだそうです。 ここからは個人的にお聞きしたお話からなのですが、スティーブさんもモーリーンさんも日本人の礼儀正しさや慎み深さ、勤勉さ、感謝する心などを目の当たりにして日本のことを好きになったとおっしゃいます。そして宇和島では人々が暖かく自分たち外国人を受け入れてくれて、日本での生活を皆さんが教えてくれるそうです。そのことをいつも本当に感謝しているそうで、ますます宇和島が好きになってきたとのことでした。では残念に思っていることは無いのか一度聞いてみたことがありますが、とても素敵に思える場所が手入れさず放置されているのが残念だとのことでした。それが果たしてどこなのかはっきりとわからないのですが、お話を聞いて想像するに須賀川ダムの近くにある公園?と住吉公園のあたりだと思われます。どなたかお心当たりはありますでしょうか?今度時間のある時に行ってみたいと思います。 今回のイベントではご夫婦とお友達になろう!ということで終わりましたが、これで終わりではなく、これをきっかけにもっと何かできるのではないかなと思っています。せっかくこんなに宇和島のことを好きになってくださった方々です。短期間しかいないツーリストではなく拠点を構えて滞在している方だからこそ見えることもあるでしょう。今回は11月半ばにアメリカに帰国されますが、また来年帰ってこられます。その時には是非本音でシビアなご意見も聞いてみたいな、と個人的には思っています。 ところで、講演会後のお約束ワインパーティは言うまでもなく大盛況で、嵐の中長い長い宴会になったのでした・・・。 ご参加の皆さま、本当にありがとうございました。
Uncategorized Yokoso Sempai! 2017 12 Aug 2017 今年も、ようこそ先輩、無事終わりました。いつもながら先輩たちの成長した姿を見ることができて本当にうれしく思いました。今年は就職して3年目の先輩と1年目の先輩が来てくれたので、仕事の様子など大学生活の先のことまで話が進み、将来の仕事を決めることが出来ないという悩みなどにもいろいろなアドバイスが提示されていました。また、大学1年生、2年生の先輩たちからは、実際のレポートやノートなどを見せてもらうことができ、大学での授業の様子やアルバイトなどのことも聞くことができました。 先輩の皆さんからの共通したアドバイスは、コミュニケーションスキルが大事だ!ということです。AIのことにも話が及び、人と人とのつながりこそがコンピューターでは出来ないことだ、との認識の一致でした。 予定よりも少し長くなってしまったけれど、皆さんが何か一つでもよかったな、と思ってくれたことを願っています。一年に一度こうやって卒業生たちを迎えて、その成長を知り、次の世代に受け継がれていく様子を見ることができるのを本当にうれしく思います。有意義な時間を過ごすことが出来ました。集合写真を取り忘れたことだけが心残りです・・・。 また来年、そして再来年とこのイベントが続くことを願っています。ありがとう、みんな。ありがとう、先輩たち。また会いましょう!