UCS Speech & Presentation Contest 2022

10月16日(日)に開催されたコンテストの様子です。残念ながら動画を撮ることができなかった生徒や、捕れていても途中で途切れているものもありますが、入手できたものだけでもアップしておきます。どうぞご覧ください。 https://youtu.be/H5sX_PF6Ud8 グランプリに輝いたスピーチです。 Mahiro Kawada (高校3年) https://youtu.be/7F0a9CaCM4Y Sara Yamamoto (中学2年) https://youtu.be/re5bpts2MtU Ryubi Matsumoto (中学2年) https://youtu.be/20t1VOqDXQg Riku Kuroda (中学2年) https://youtu.be/LepKbPJL4Og Ryota Kyutoku (中学3年) https://youtu.be/ijwR2U3E6yg Hinata Tsuji (中学3年) https://youtu.be/9SDWvj5ADT4 Nozomi Hyodo (高校1年) https://youtu.be/svOuDHZPIpU…

ようこそ先輩2020オンライン特別編

ようこそ先輩2020オンライン特別編   新型ウィルス拡大の影響で、今年の「ようこそ先輩」は質問箱という形で終わる予定でしたが、ある先輩からオンラインでやりませんか、というオファーを頂いて実現したイベントです。 残念ながら人数制限をせざるを得ず、UCSには高校生だけに限りましたが、オンラインで3人の先輩方も参加してくれました。 大学生活、留学の経験などを通して宇和島の中高生に伝えたいことをプレゼンしてくれましたが、やはり身近な先輩からの興味深いお話は随分と刺激になったようです。 最近は海外に行きたいと思わない若者が増えていると聞きます。インターネットの発達で、現地に行かなくてもほとんどの情報も手に入るし、危険な目に合わなくても済む、というのは確かです。ですが、メディアにある情報の多くがそれを発信している人のバイアスがかかっています。自らの目で見て、感じて、自分で判断するという意義も忘れないで欲しいな、と思ったイベントでした。 彼らが何をどう感じたのか、それは今後の彼らの成長を通して見ていきたいと思います。  

UCS DAY 2019 – ようこそ先輩

UCS DAY 2019 8月12日(月)いつもこの時期に開催する「ようこそ先輩」を今年は全員参加型のイベントにパワーアップ。 4人の先輩方と小学5年生から高校3年生までの後輩たち18人が参加してくれました。 イベントのサブタイトル「間違った英語を話してもちっとも恥ずかしくない。自分の意見を言うことは楽しいし異なる意見を聞くことも楽しい。人の意見には正解・不正解はない。だから思い切って言いたいことを言っちゃえ~!」にあるように、今回のイベントの狙いはとにかくそこにいる全員が参加して、一言でもいいから英語を話すこと、そして年齢も違う知らない同士でも協力し合って一つのものを作り上げていくことでした。 自己紹介やフルーツバスケットでウォームアップした後に、3つのグループに分けて英単語連想ゲーム、SDGsクイズ大会と続き、最後にはグループごとのポスタープレゼン。お題は「What will you do that will change the world?」 実はこのイベントをプランニングしているときに、こんなに壮大かつ曖昧なお題で、しかも20分という短い時間で、学生たちだけで出来るんだろうか、と心配していたのですが、彼らはその心配を見事に覆してくれました。4人の先輩方が中心となりグループ全員の意見を吸い上げ、見事にまとめて発表して見せてくれたのです! 今年の先輩方は全員大学生ですが、中にはこの春に大学生になったばかりの先輩もいます。ですが、高校生のときからは想像もできないくらい成長した姿を見て本当に頼もしく思いました。イベントが始まる前に少しだけ早く来てもらって先輩方と打ち合わせをしたときに、すでに感じたことは彼らの余裕でした。まず彼らにお願いしたことは、英語が話せないふりをしてわざと下手な発音で話したり、間違ったりしてほしいということ。それによって後輩たちのハードルが下がるから、と。「それは絶対大丈夫です!」と笑って答えていましたが、SDGsの話やポスタープレゼンの話にも「大学で勉強してますから大丈夫です」との反応。さすがです。 数々の心配をよそに、先輩方のおかげでいいイベントになりました。毎年「ようこそ先輩」では、いざイベントが始まると私たちはほとんど何もする必要がなく、先輩たちが進行してくれます。今回も彼らのリーダーシップ、編集力、気配りに脱帽でした。 例年のイベントではじっくりと先輩たちの話を聞くことが出来るし、参加人数が少ない時には、悩み相談室のような時もありで、従来の「ようこそ先輩」が良かったのに・・・、という意見もありましたが、終わってみたら後輩たちは「こっちのほうが楽しかった!」。後輩たちは、頼もしくて余裕のあるステキな先輩たちを見て、きっとたくさんのことを学んでくれたと信じています。「あんな先輩になれたらいいな。」と思ったことでしょう。 宇和島、そしてUCSというキーワードで繋がっている彼ら。横のつながりと縦の繋がり。目まぐるしく変化していく世の中で、大事なことは無形の財産、つまり人と人との繋がり、信用、信頼。今はわからなくても、いつかその大切さに気が付いて欲しいと願っています。 さて来年はどうするか?日々成長している学生たちに負けないように私たちも進化した「ようこそ先輩」を企画しなければ・・・。 頑張ります!

スピーチ・プレゼンテーションコンテスト2018

11月4日(日)学生たちによるスピーチ・プレゼンテーションコンテストを開催しました。 UCSでは、今年から学生クラスでプレゼンテーション能力アップレッスンを導入しましたが、今回はその成果を見る良い機会となりました。部活動や塾でのテストなどで参加できなかった生徒もいましたが、中学2年生から高校3年生まで21人もの学生がこのコンテストに臨みました。 準備を始めたのは夏。週に一回の会話レッスンですので十分な時間があったとは言えません。体育祭の練習やら中間試験やら、数々の試練(?)にも負けず頑張りました。最初は正直みんな「面倒くさいなあ・・・。」と内心思っていた様子でしたが、まずは自分の原稿を作り、パワーポイントを使ってプロップを作り、練習をしていくうちに、彼らの様子が次第に変わってきました。いつものテキストを使ったレッスンとは違い、自分の言いたいことを自分で考えて資料を作り、どうすれば人に聞いてもらえるスピーチになるか試行錯誤することは楽しいと感じたようでした。中にはレッスンが終わっても残って資料作りしたり練習したりする生徒もいました。やっぱり何事もワクワクすることが次のステップへと繋がっていきますね。 さて当日は、保護者の方々を含む大人たちがギャラリー兼審査員となって参加してくださいました。途中プロジェクターの不具合というハプニングもありご迷惑をおかけしましたが、2時間以上に及ぶコンテストを真剣にご清聴いただきました。ありがとうございました。 結果、UCS大賞は「The good point of singing songs」というタイトルで歌う喜びを実際に歌ったり踊ったりしながらプレゼンした高校1年生に決まりました。素晴らしいパフォーマンスだったと思います。そして他の生徒たちにはスポンサーとして協賛いただきました企業、個人の方々からの賞が全員に授与されコンテストは終了しました。 やはり人は話すことが大好きです。しかも自分のスピーチを真剣に聞いてくれる人たちがいる。その喜びを学生たちは感じてくれたと信じています。 このイベントを企画したときに、学生たちと大人たちが一緒になるイベントが出来ないかと考えました。今まではどうしても大人は大人だけの、学生は学生だけのイベントがほとんどだったのですが、親子や知り合いだけではない異世代交流も楽しいだろうと思いこんな企画になりました。大人たちからは結構評判もよく、「若者からパワーをもらった。」というフィードバックを多くいただいております。ただ、コンテストだけで2時間以上かかってしまったので交流の時間を削らざるを得なかったのが残念です。次回の反省点です。 今後ますます必要となるコミュニケーション能力。自分の意見を堂々と述べることができる能力。人を納得させることができる能力。若者たちに求められるものはたくさんあり、大きく変化していく時代の中でたくましく生きていくためには様々なスキルが必要となります。UCSはそんな彼らをこれからも全力で応援していきたいと思っています。

ようこそ先輩 第五弾

今年も8月11日(土)に「ようこそ先輩」が開催されました。 今年はサプライズ参加の二人を含む9人の先輩たちが参加。帰省の時期がなかなか合わず、その代わりにメッセージを送ってくれた先輩たちもいました。 詳しい様子や、いくつかのスピーチ動画はFacebookをチェックしていただければと思います。 毎年こうやって卒業した大学生や社会人の彼らに会うたびに、その成長に目を見張ります。一人一人のスピーチにも個性が溢れ、高校生の時には知らなかった面も垣間見え、私たちにとってはノスタルジックかつ刺激的なイベントであります。 現役学生の忙しいスケジュールと先輩たちの帰省時期の兼ね合いや、語り合うトピック、会の進め方など、もっと改善すべきところはたくさんありますが、学生たちに「繋がり」というものを感じてほしいと思ってこのイベントを続けています。直接は知らない同士ですが、宇和島・UCSというキーワードで繋がっている。先輩たちには、帰ってくる場所があると感じてほしい。後輩たちには、先輩たちの話から自分で考えるきっかけを掴んでほしい。そんな思いです。 今後UCSがいつまで生き残れるかわかりませんが、「人と人との繋がり」を自然と学べるような、そんな学校にしたいと思っています。 https://www.facebook.com/unitedcultureschool/posts/2162682817320980 https://www.facebook.com/unitedcultureschool/posts/2171071736482088 https://www.facebook.com/unitedcultureschool/videos/216488685885997/ https://www.facebook.com/unitedcultureschool/videos/457203154758141/

ジョブチャレンジU-15 総括

11月13日(月)から17日(金)までの5日間、UCSに4人のインターンがやってきました。彼らの活動の様子や、彼らだけでなく私たちも学んだことなど書いてみました。   2017年5月3日の愛媛新聞を読んでいて目に飛び込んできたフレーズ、「地域の子どもは地域で育てる」に共感し、思い切って県教育委員会に電話をかけました。それがもともとの始まりだったジョブチャレンジU-15。UCSとしての初めてのインターンを受け入れたわけですが、大いに実りある1週間であったと同時に、次への課題も見えてきました。 今回の事業にあたってUCSが目指したことは以下の通りです。 1.地元で働く楽しさと意義を知る。 2.起業の楽しさを知る。 3.グローバル社会を感じる。 4.自分の仕事に責任を持つことと、人と協力することの楽しさと難しさを知る。 5.次に繋がることを考える。   それぞれの項目について振り返ってみたいと思います。   1.地元で働く楽しさと意義を知る。 初日のミーティングで話したことの一つに、UCSは地域の役に立つ学校を目指しているという理念があります。英会話スクールと地域というのは、すぐ結びつくものはないけれども少なくとも英語を使ってできることの一つに外国人に優しい街作りには協力できます。そこで、地元の飲食店のメニューを英訳するという仕事をメインにしてもらうことにしました。商店街の「遊楽」さんに、全員で名刺を持って営業に行き、仕上がった時にも4人全員で納品し、実際に喜んでいただける姿を見たので、地元に貢献したという気持ちは強く持ってくれたと思います。詳しい様子はフェイスブックをご覧ください。 また、保育園でのレッスンにも参加して子供たちに英語を教える経験もしました。子供たちも喜んでいましたし、インターンたちもとても楽しそうに頑張ってくれました。 毎日つけてもらった業務日誌の最後には「もっと宇和島の活性化のために何ができるか考えていきます。」という言葉もありました。   2.起業の楽しさを知る。 これに関しては反省すべき部分で、一週間という限られた時間、しかも通常の業務をこなしながらでしたのでなかなかうまく伝えきれなかったと思います。ただ今回ご協力いただいた遊楽さんや、今回はお手伝い出来なかったですが快くご協力を約束いただいた米粉パンのリズさんなど、一生懸命お仕事をされている姿を間接的に見ることで何か感じてくれていたら、と期待しています。 もし来年もこのような機会があるとすれば、宇和島で起業して頑張っている人たちとの繋がりをテーマに何かできたらいいなと思っています。   3.グローバル社会を感じる。 ここだけは最大限にUCSの強みを発揮できたと言えます。ま、それが生業なんですが・・・。 UCSの中では出来るかぎり英語でコミュニケーションを図ろうとしました。まだ中学2年生ですので難しいことは言えませんが、出来る限り努力すること、またキミ―先生が言っていることが理解できなければ適当な返事ではなく聞き直すことを徹底してもらいました。 また、カルチャーイベントでお世話になったSteveさんとMaureenさんにもご協力いただいて英語で対談する時間を作っていただきました。 今のグローバル社会では英語でコミュニケーションを取らなければならないこともそんなに珍しいことではなくなるでしょう。言いたいことがなかなかうまく言えないもどかしさや、何としてでも話さなければいけない状況も感じてもらったと思います。実際の仕事ではもちろんもっとシビアですが、黙っていては仕事にならないことを学んでくれていたら嬉しいです。   4.自分の仕事に責任を持つことと、人と協力することの楽しさと難しさを知る。 今回4人のインターンにはジョブチャレンジ課を作り、課長以下、営業・企画・編集の主任を前もって決めてもらいました。 おそらく最初彼らはそれぞれの役割にピンときてなかったと思いますが、日に日に自分の役割に気が付いたようで、4日目あたりから誰がどんな仕事をするべきかというのが分かってきたように思います。…

UCSカルチャーイベント2017

10月22日超大型台風が日本列島を襲おうとしているこの日、予定通りUCSカルチャーイベントは行われました。この荒天の中、本当に催行されるのか?とのお問い合わせは数件ありましたが、予定していたほとんどの方がご参加いただいただけでなく、当日飛び入りでご参加いただいた方もあり、大変な盛り上がりでした。嵐の中おいでくださった皆様、ありがとうございました。 宇和島が大好きになって即アパートを借りてしまったアメリカ人ご夫妻のお話をお聞きするというイベントでしたが、UCSの生徒の皆さんはもちろん、ご参加の皆さま全員が真剣そのもの。プロジェクターで写真を見ながら講演を聞くことができたので英語の苦手な方もわかりやすかったのではないでしょうか。5歳児から上は70代???まで、たくさんの方においでいただきました。 先ずはMaureenさんのお話です。アルジェリア、フランス、カナダ、アメリカというインターナショナルな背景のルーツから始まり、看護師としての様々な国での経験はとても興味深いものでした。特に国境なき医師団のスタッフとしてコンゴ共和国で働いていた時のお話をもっと詳しく聞いてみたいと思った方は私だけではないと思います。また、ペルーでのボランティア活動など、そのバイタリティ溢れる人生に圧倒されました。そして、旅の終わりに選んだ場所が宇和島であったということは宇和島に住む私たちには何とも嬉しいですね。 そして次にSteveさんです。カリフォルニア出身のスティーブさんは若い頃はBeetleに乗ってビーチに行きサーフィンを楽しむ、まさにBeach Boysのような青年だったようですね。ヘリコプターパイロットになってからは、まさに世界中を回る仕事だったようで、見せていただいた世界各国の写真を皆さん食い入るように見ていました。写真だけ見ていると、なんかいい仕事だなあ、なんて思ってしまいますが想像よりも大変なお仕事のようで、一瞬の気のゆるみや判断の遅れが命取りになってしまうので仕事中の集中はすさまじいそうです。今回のイベントではお話になりませんでしたが、死ぬかもしれないというご経験もあったそうです。 そしてMaureenさんと共に宇和島に魅せられてここに日本での拠点を決めたわけですが、当然のように講演後の質問タイムでは、「どうして宇和島なんですか?」という質問がでました。その質問にMaureenさんの答えは次のようなものでした。「The end of the line(終着駅)に着いてみたら、美しい山があり美しい海があり、優しい人たちがいた。自分たちの旅から旅への人生もthe end of the lineとなり、ここかもしれない、という説明のできない気持ちがわいてきた」のだそうです。 ここからは個人的にお聞きしたお話からなのですが、スティーブさんもモーリーンさんも日本人の礼儀正しさや慎み深さ、勤勉さ、感謝する心などを目の当たりにして日本のことを好きになったとおっしゃいます。そして宇和島では人々が暖かく自分たち外国人を受け入れてくれて、日本での生活を皆さんが教えてくれるそうです。そのことをいつも本当に感謝しているそうで、ますます宇和島が好きになってきたとのことでした。では残念に思っていることは無いのか一度聞いてみたことがありますが、とても素敵に思える場所が手入れさず放置されているのが残念だとのことでした。それが果たしてどこなのかはっきりとわからないのですが、お話を聞いて想像するに須賀川ダムの近くにある公園?と住吉公園のあたりだと思われます。どなたかお心当たりはありますでしょうか?今度時間のある時に行ってみたいと思います。 今回のイベントではご夫婦とお友達になろう!ということで終わりましたが、これで終わりではなく、これをきっかけにもっと何かできるのではないかなと思っています。せっかくこんなに宇和島のことを好きになってくださった方々です。短期間しかいないツーリストではなく拠点を構えて滞在している方だからこそ見えることもあるでしょう。今回は11月半ばにアメリカに帰国されますが、また来年帰ってこられます。その時には是非本音でシビアなご意見も聞いてみたいな、と個人的には思っています。 ところで、講演会後のお約束ワインパーティは言うまでもなく大盛況で、嵐の中長い長い宴会になったのでした・・・。 ご参加の皆さま、本当にありがとうございました。

UCSエッセイコンテスト 2017

  UCSに通ってくれている小・中・高校生の皆さん!もうすぐ愛媛国体が始まります。テレビではなく、目の前で本物のアスリートたちを見ることが出来るチャンスです。是非時間を作って一流選手のパフォーマンスをその目で見てほしいと思います。もしかしたらボランティアで参加する人もいるかもしれませんね。本物、一流を見ることのドキドキ感、ワクワク感を是非体験してください。 というわけで、UCSでは愛媛国体をテーマに英語エッセイコンテストを行います。 このイベントを通して感じたこと、なんでも構いません。実際の競技を見て感じたこと、ボランティアを通して学んだこと、競技も見てないしボランティアもしてないけど、宇和島の街で見かけたアスリートたちから感じたこと、なんでも構いません。 少々の文法間違いは気にせず、自由に自分の気持ちを書きましょう。伝えることが大事です。 たくさんの応募を待っています! 締め切り : 10月31日(火) エッセイ : 「National Athletic Meet in Ehime」 A4用紙1枚 400単語前後(フォント 10.5) 参加賞  : 1000円図書券 優秀賞  : 5000円図書券    

UCSカルチャーイベント

  さて、今年のUCSカルチャーイベントが決まりました!ワクワク! 宇和島が大好きなアメリカ人ご夫妻を囲んで、彼らのいろいろな体験談を聞きながら異文化交流しましょう!って会です。今年の2月にMaureenさんが偶然UCSオフィスに入って来られたことがご縁の始まりですが、なんだか旧知の友のような気分になる、とてもフレンドリーなお二人です。お仕事で、あるいはホリデーで世界を旅しているうちに、偶然宇和島に立ち寄ったご夫妻は、この街の魅力に取りつかれてしまい、即アパートを借りてしまったそうです。宇和島のどこがそんなに気に入ったのか、そんなお話も聞いてみたいですね。 現役看護師のMaureenさん、先日引退されましたがそれまではヘリコプターのパイロットだったSteveさん。お仕事を通して様々な興味深い経験をされています。 お二人のお話を聞いた後は、お約束の第二部ワインパーティです。学生の皆さんはもちろんソフトドリンクね! 講演会というよりは雑談会のようにざっくばらんな会にしたいと思っています。是非皆さまお誘いあわせの上ご参加ください。   日 時:10月22日(日) 午後1時より  場 所:UCS 鳳凰の間  参加費:第一部(雑談会) 無料     第二部(ワイン会)UCS生徒様、学生は無料・その他の方は¥1000    参加ご希望の方は10月18日(水)までにお知らせください。 UCS Tel: 25-8012  e-mail: ucs03@deluxe.ocn.ne.jp  

ようこそ先輩第4弾 総括

会の様子は前回のブログでいくつか紹介いたしましたが、もう少し詳しくお伝えしようと思います。 今年の会では、社会人2人を含む10人の先輩が参加してくれました。なかなか帰省の時期が合わず、参加したくても出来ない先輩方もいるのは残念ですが、UCSのホームページやフェイスブックに後輩たちへのメッセージを投稿して参加してくれています。 そして迎え入れてくれた後輩たちは中学1年生2人、高1生2人、高2生3人、高3生5人の計12人。中学1年生にとっては長い2時間半だったかもしれませんが、辛抱強く話に聞き入っていた?と思います。ケーキはそれぞれ3人分食べていたのでエネルギー切れにはならなかったようです。 さて会の様子ですが、社会人2人の先輩方からは、本当に興味深いお話を聞くことが出来ました。 新聞社にお勤めの先輩からはコミュニケーション力が仕事をしていく上でいかに大事か、また、親に対する感謝の気持ちを持つことのなどの話があり、さらに、人間関係をうまく作ることが出来たからこそ取れたスクープ(しかもその時のコミュニケーションは英語!)などの話は大変面白かったです。 小学校の先生をしている先輩からは、今後AIが人間に変わって仕事をしていく時代だからこそ、人にしかできないこと、つまり人と人との繋がりが大事になっていくという話がありました。今の仕事の半分が、そう遠くない将来なくなるという話の時は後輩たちの誰もがハッと息をのむ瞬間でした。 また、現役学生の先輩たちからは、実際に書いたレポートやノートなどを見せてもらい、中学や高校と違い自分の好きな勉強をするという環境を感じることが出来ました。 看護科の先輩は実習のノートを見せてくれましたが、その細かさにみんな目を丸くしていました。さらには、忙しい毎日の中でも、日々成長している自分を見つけることが出来ているようで、きっと誠実な看護師さんになるのだろうと感じました。 農学部の先輩は自分のちょっとしたつまづきから学んだこと、友達の大切さなどをユーモアを交えながら話してくれました。自分を冷静に振り返ることが出来るようになっただけではなく、後輩たちに対する気遣いも感じられました。 教育学部に進んだ先輩からは、実際のレポートを見せてもらい、その細かさに驚きました。また、勉強している過程で自分の将来について考えるところがあるようでしたが、しっかりと自分で道を切り開いていこうとする意志の強さを感じました。 法学部に進んだ先輩からは犯罪被害者の会に参加したときの生々しい様子やそこで見えてきた自分の将来などの話があり、興味深いものでした。早朝からのバイトも頑張っており、サークルも楽しみながら積極的に活動しているようでした。 芸術学部に進んだ先輩からは実際の番組などの制作の話があり、ちょっと知らない世界にみんな興味津々。正確な情報を得るために、海外の情報は英語のサイトを読む必要があるとのことで、一生懸命英語を勉強した価値はあったようです。Good job! 外国語学部の先輩は入学当初、悩んだこともあったようですが、語学を武器の一つとして考え、それだけではない自分にしか出来ないことを見つけ出そう、という結論に至った経緯を話してくれました。自分で切り開く強さを見ました。 家政科で管理栄養士の勉強をしている先輩は大学生になるまで料理をしてこなかったのに栄養などの勉強をしている苦労を話してくれましたが、やりたい仕事のために頑張ることの楽しさを感じているようでした。また、この会で栄養教諭の道を進められるという一幕もあり、進路のチョイスが一つ広がったようです。 臨床検査科の先輩は専門的な勉強が楽しいらしく、すでに将来の姿を見据えているのかもしれません。勉強以外でも飲食店でのアルバイトで鍛えられて視野が広がったそうで、様々な人と接することで人間的にも成長したようです。 一方後輩たちからは、毎朝どうやって一人で起きるのか、やら、この夏のモーティベーションをどうやって上げていったらいいのかなど、さまざまな質問がありました。最後は、自分が何を勉強したいのかがわからないという悩みが上がりましたが、先輩の中には、進んだ学部で勉強していくうちに専攻の教科を変えようと思っていたり、さらには職業さえも変わる可能性もある、という話もあり、それぞれの心の内には葛藤があるようでした。後輩の皆さんにとっては、時間が短すぎて具体的な問題解決には至らなかったかもしれませんが、気持ちを吐き出す、悩みを共有することで何らかの方向性を自ら見出すきっかけになったことを願っています。そしてまた、目標に向かって努力して日々過ごしてほしいと思います。 毎年この会の後、先輩たちからのフィードバックがありますが、他の先輩たちの話を聞いて勉強になったという言葉がたくさん聞かれます。 始まりは卒業生からのアドバイスを後輩たちへ、という趣旨でしたが、回を重ねるうちにそれだけではない、それ以上の意義を見出すようになりました。 先輩たちそれぞれが自分がやってきたことを発表することによって自分自身を見つめ直し、自分をほめる→自信を持つ→次へのエネルギー補給、あるいは良い方向へとリセット、という構図もあり、プラス、他の人(身近にいたけど全国へ散らばった仲間たち)からの刺激を受ける、後輩たちに会うことで故郷を見つめ直す、そんな先輩たちを見てさらに刺激を受ける後輩たち・・・等々、たくさんの正のベクトルをビリビリ感じる空間です。 私たちが進行役に入る必要もありません。先輩たちが自然と作り上げてくれる時間。若者たちの息吹を感じるひと時です。消滅可能性都市宇和島の問題についての議論も二次会(?)では白熱。そのことはまた機会があれば。 来年また彼らが、あるいは新しい先輩たちがどんな成長を見せてくれるのか、すでに楽しみです。