ようこそ先輩第4弾 総括

会の様子は前回のブログでいくつか紹介いたしましたが、もう少し詳しくお伝えしようと思います。

今年の会では、社会人2人を含む10人の先輩が参加してくれました。なかなか帰省の時期が合わず、参加したくても出来ない先輩方もいるのは残念ですが、UCSのホームページやフェイスブックに後輩たちへのメッセージを投稿して参加してくれています。

そして迎え入れてくれた後輩たちは中学1年生2人、高1生2人、高2生3人、高3生5人の計12人。中学1年生にとっては長い2時間半だったかもしれませんが、辛抱強く話に聞き入っていた?と思います。ケーキはそれぞれ3人分食べていたのでエネルギー切れにはならなかったようです。

さて会の様子ですが、社会人2人の先輩方からは、本当に興味深いお話を聞くことが出来ました。

新聞社にお勤めの先輩からはコミュニケーション力が仕事をしていく上でいかに大事か、また、親に対する感謝の気持ちを持つことのなどの話があり、さらに、人間関係をうまく作ることが出来たからこそ取れたスクープ(しかもその時のコミュニケーションは英語!)などの話は大変面白かったです。

小学校の先生をしている先輩からは、今後AIが人間に変わって仕事をしていく時代だからこそ、人にしかできないこと、つまり人と人との繋がりが大事になっていくという話がありました。今の仕事の半分が、そう遠くない将来なくなるという話の時は後輩たちの誰もがハッと息をのむ瞬間でした。

また、現役学生の先輩たちからは、実際に書いたレポートやノートなどを見せてもらい、中学や高校と違い自分の好きな勉強をするという環境を感じることが出来ました。

看護科の先輩は実習のノートを見せてくれましたが、その細かさにみんな目を丸くしていました。さらには、忙しい毎日の中でも、日々成長している自分を見つけることが出来ているようで、きっと誠実な看護師さんになるのだろうと感じました。

農学部の先輩は自分のちょっとしたつまづきから学んだこと、友達の大切さなどをユーモアを交えながら話してくれました。自分を冷静に振り返ることが出来るようになっただけではなく、後輩たちに対する気遣いも感じられました。

教育学部に進んだ先輩からは、実際のレポートを見せてもらい、その細かさに驚きました。また、勉強している過程で自分の将来について考えるところがあるようでしたが、しっかりと自分で道を切り開いていこうとする意志の強さを感じました。

法学部に進んだ先輩からは犯罪被害者の会に参加したときの生々しい様子やそこで見えてきた自分の将来などの話があり、興味深いものでした。早朝からのバイトも頑張っており、サークルも楽しみながら積極的に活動しているようでした。

芸術学部に進んだ先輩からは実際の番組などの制作の話があり、ちょっと知らない世界にみんな興味津々。正確な情報を得るために、海外の情報は英語のサイトを読む必要があるとのことで、一生懸命英語を勉強した価値はあったようです。Good job!

外国語学部の先輩は入学当初、悩んだこともあったようですが、語学を武器の一つとして考え、それだけではない自分にしか出来ないことを見つけ出そう、という結論に至った経緯を話してくれました。自分で切り開く強さを見ました。

家政科で管理栄養士の勉強をしている先輩は大学生になるまで料理をしてこなかったのに栄養などの勉強をしている苦労を話してくれましたが、やりたい仕事のために頑張ることの楽しさを感じているようでした。また、この会で栄養教諭の道を進められるという一幕もあり、進路のチョイスが一つ広がったようです。

臨床検査科の先輩は専門的な勉強が楽しいらしく、すでに将来の姿を見据えているのかもしれません。勉強以外でも飲食店でのアルバイトで鍛えられて視野が広がったそうで、様々な人と接することで人間的にも成長したようです。

一方後輩たちからは、毎朝どうやって一人で起きるのか、やら、この夏のモーティベーションをどうやって上げていったらいいのかなど、さまざまな質問がありました。最後は、自分が何を勉強したいのかがわからないという悩みが上がりましたが、先輩の中には、進んだ学部で勉強していくうちに専攻の教科を変えようと思っていたり、さらには職業さえも変わる可能性もある、という話もあり、それぞれの心の内には葛藤があるようでした。後輩の皆さんにとっては、時間が短すぎて具体的な問題解決には至らなかったかもしれませんが、気持ちを吐き出す、悩みを共有することで何らかの方向性を自ら見出すきっかけになったことを願っています。そしてまた、目標に向かって努力して日々過ごしてほしいと思います。

毎年この会の後、先輩たちからのフィードバックがありますが、他の先輩たちの話を聞いて勉強になったという言葉がたくさん聞かれます。

始まりは卒業生からのアドバイスを後輩たちへ、という趣旨でしたが、回を重ねるうちにそれだけではない、それ以上の意義を見出すようになりました。

先輩たちそれぞれが自分がやってきたことを発表することによって自分自身を見つめ直し、自分をほめる→自信を持つ→次へのエネルギー補給、あるいは良い方向へとリセット、という構図もあり、プラス、他の人(身近にいたけど全国へ散らばった仲間たち)からの刺激を受ける、後輩たちに会うことで故郷を見つめ直す、そんな先輩たちを見てさらに刺激を受ける後輩たち・・・等々、たくさんの正のベクトルをビリビリ感じる空間です。

私たちが進行役に入る必要もありません。先輩たちが自然と作り上げてくれる時間。若者たちの息吹を感じるひと時です。消滅可能性都市宇和島の問題についての議論も二次会(?)では白熱。そのことはまた機会があれば。

来年また彼らが、あるいは新しい先輩たちがどんな成長を見せてくれるのか、すでに楽しみです。

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